もしも株式にオールインしていたら
マネー - 2023年12月03日 (日)
リスク選好こそがパフォーマンスを押し上げる
総資産=純資産+負債
総資産=リスク資産+非リスク資産(名目元本保証資産)
負債がなければ、純資産=総資産となります
以下、負債なしの前提で書いてみました


リスクとは、不確実性を意味します
リスク資産のうち、上場株式で保有している分についての
パフォーマンス報告を、ブログやよくSNSで見かけますが
総資産のうち、株式に何パーセントを割り当てているか
明記していない投稿も、それなりにあります
それ自体、何の問題もありませんが
リスク選好がどの程度なのかがわかりません
アセットクラスの配分をどのように設定しているのか
どのように変更したかは
その方の先行き見通しを知る上で、とても重要な情報です

たとえば、日経平均株価の年初来パフォーマンスは
本日時点 円建てで +28.12% です
仮に日経平均株価と完全に連動して手数料もゼロの
金融商品 X を総資産の10% 分 買っていた場合は
総資産に占める X の成長率は 2.812% です
株式に総資産をオールインって人は、かなり少数と思われます
生活の基礎となる家計において
相場の波を直撃してしまうリスクの高い状況のまま
冷や冷やしながら、暮らすことに
株クラ民ではない市井の人の多くは耐えられないでしょう
つまり、どこまでリスクを許容できるかが重要であり
その選択により、投資成績が決まると言っても過言ではありません
たくさんロットを積んで、期待とおりに動けば、多額を稼げますが
反対方向に進んだら、大打撃を受けてしまいます
消費しないピノキオの資産構成を公開すると、こんな感じです
不動産 51%
株式 39%
現預金 10%
年末までに株式の割合を減らす予定です
ここで素朴な疑問が湧いてきました
仮に株式を100%としたら、パフォーマンスがどうなっていたんだろうか
不動産賃貸収入や想定される租税負担額を考慮しつつ
不動産時価の見直し分も含めて、再計算してみました
結果は +24.15%でした
家計純資産の年初来パフォーマンスが +15.13% なので
9.02% の上積みが期待できたことになります
今年に限っては、株式投資すべき一年でした
そして外貨で資産を保有するべきでした
保守的に考えすぎたかな
FC2ブログ ブログ王
- 関連記事
-
- もしも株式にオールインしていたら (2023/12/03)
- 日本の長期金利 3.5% の世界に備えて (2023/11/27)
- NISAは配当金非課税 大人気の高配当株に思うこと (2023/11/23)
- 新NISAの成長投資枠 今年はこの銘柄でいく (2023/11/21)
- 割安銘柄はありますか (2023/11/13)
- 何を見て投資を決断していますか (2023/11/11)
- 将来 暴落しそうな株をスクリーニングしてみた (2023/11/09)
- 株クラ民の金融資産保有額 (2023/10/28)
- あなたの隣にもいる会社員の億り人 (2023/10/26)
- 消費しないピノキオも驚愕 ひょろおの蓄財力 (2023/10/24)
- おまえ、絶対に億り人だろ (2023/10/21)
- ヤバイ株のパフォーマンスも調べてみたら (2023/10/18)
- 10年ぶりの答え合わせ 株価予想は当たっていたのか (2023/10/15)
- 不動産投資 資産運用 今後のこと (2023/09/30)
- 不動産投資 資産運用 結果公開 (2023/09/28)